1.保険証をなくした場合どうすればいいの？
保険証や高齢受給者証の印字が見にくくなったり、なくしたりしたときは、「健康保険被保険者証再交付申請書」や「健康保険高齢受給者証再交付申請書」を提出することで、新しいものを発行してもらうことができます。
2.申請方法は？
全国健康保険協会（協会けんぽ）に加入している方は、全国健康保険協会のホームページに様式があるので、ダウンロードして、加入している支部に郵送することで申請できます。また、お近くの年金事務所に申請書類が置いてある場合もあります。入手が難しいようでしたら、加入している支部に連絡をして、送ってもらうことも可能のようです。
全国健康保険協会以外の健康保険組合に加入している方は、申請方法について事業所に確認してみましょう。
申請は、事業主経由もしくは個人のどちらでも可能ですが、申請書に事業所の証明を受ける必要があるので（任意継続の場合は不要）、どちらにせよ事業所を経由する必要があります。
また、き損（割れた・汚れたなど）の場合の再発行申請は、必ず持っている保険証を添付して送る必要があるので注意しましょう。
3.保険証が届くまでにどれくらいかかるの？
申請書を提出後、内容に不備がなければ、おおよそ１週間～１０日程度で新しい保険証が発行されます。新しく発行された保険証は、勤めている事業所に届くので注意しましょう。
なお、任意継続に加入している方は、申請書に記入した住所に届きます。
4.なくした保険証がでてきたときは？
もし、申請後になくした保険証が出てきた場合は、古い方の保険証を加入している健康保険組合に返却しましょう。被保険者番号などが変わることはないので同じものになりますが、2枚持っている意味もないので、トラブルになる前に返しておきましょう。
5.さいごに
いかがでしたか。保険証がないと、医療機関等での支払いが全額負担になってしまいます。後で「療養費」の申請を行うことで払い戻しを受けることができますが、一時的なものでも、支払いが高額になれば経済的な負担も大きくなります。紛失や棄損に気づいたときは、余裕をもって申請するようにしましょう。
また、健康保険証は顔写真がのっているものではないので悪用されるリスクは低いかと思われますが、それでも個人情報が書いてあるものになるので、外出時の紛失や盗難の場合は、警察署へお届けされることをお勧めします。
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